皆さんこんにちは。今回は、キャンプ場での災害への備え方と対応ポイントについて解説していきます。
自然の中で過ごすキャンプは、心身をリフレッシュさせてくれる楽しいものですよね。しかし、屋外で過ごすからこそ、急な天候の変化や地震、土砂災害など、災害リスクにさらされることは言うまでもありません。
いざというときに自分や大切な人を守るため、事前の備えと現地での行動が重要になってきます。
一緒に学んでいきましょう。
1. 事前の情報収集と計画がカギ
キャンプに出かける前に、まずは目的地周辺の災害リスクを確認しておきましょう。
- ハザードマップの確認:自治体の公式サイトなどで、洪水・土砂災害などのリスクがないか調べましょう。特に川沿いや山間部のキャンプ場では要注意です。
- 天気予報の確認:天気は数時間で急変することがあります。最新の予報を出発前と滞在中にこまめに確認しましょう。
- 避難場所の把握:キャンプ場内にある避難場所や安全な高台の場所をチェックしておくと安心です。
- 家族や友人への行き先共有:万が一連絡が取れなくなった場合に備え、予定を伝えておくことも重要です。
2. 災害発生時の行動マニュアルをイメージしておく
アウトドア中は、災害時にすぐに避難できる準備が必要です。
- テントの設営場所選び:川の近くや急傾斜地の下など、災害リスクの高い場所は避けましょう。
- 非常時の避難ルート確認:キャンプ場マップや実地確認をもとに、最短の避難経路を確認しておきます。
- 地震が起きたら:大きな揺れを感じたら、まずは落下物のない安全な場所で身を守り、その後、火気の元を確認してから避難を開始しましょう。
- 豪雨の兆しが見えたら:急な増水に備えて川から離れ、標高の高い場所へ移動する判断を早めに行いましょう。上流の山に雲がかかってきた場合は要注意です。
3. 備えて安心!防災グッズチェックリスト
アウトドア用の装備に加えて、防災も意識したアイテムを準備しておくと、安心して過ごせます。
- 携帯ラジオ(電池式または手回し)
- モバイルバッテリー(予備も用意)
- 懐中電灯・ヘッドランプ
- 救急セット(止血パッド、消毒液、常備薬など)
- 簡易トイレ・ウェットティッシュ
- 非常食・飲料水(1日分以上)
- 防寒用ブランケットやレインウェア
特に電波が入りづらい山間部では、ラジオや天気情報アプリが命綱になることもあります。
4. 災害時に子どもと一緒だった場合の注意点
家族でキャンプを楽しむ場合、小さな子どもが一緒だと、より慎重な対応が求められます。
- ルールの共有:避難ルートや「一人で動かないこと」「火のそばに近づかないこと」など、安全に関するルールを出発前に説明しておきましょう。
- 避難訓練をゲーム感覚で:キャンプ前に「避難ごっこ」として行動の確認をしておくと、緊急時にも落ち着いて動きやすくなります。
- 親子の連絡方法:万が一はぐれたときの集合場所を決めておくと安心です。ホイッスルなども持たせましょう。
まとめ
いかがでしたか。
アウトドアは非日常を楽しめる一方で、自然のリスクとも隣り合わせです。だからこそ、災害への備えをしっかり整えて、安全で楽しい時間を過ごしましょう。
- キャンプ前にはハザードマップと天気のチェックを忘れずに。
- 災害時の避難行動をあらかじめシミュレーションしておく。
- 防災グッズもアウトドア装備に加えて準備を。
- 子ども連れの場合は、安全ルールと避難方法を事前に共有。
備えがあれば、いざというときも冷静に行動できます。
油断せず行動して、安心安全なアウトドアをお楽しみください。
今回もありがとうございました。
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