皆さんこんにちは。運転中に地震が発生した際の基本的な対応方法と、事前に知っておくべきポイントを解説していきます。
いつどこで起きるかわからない地震。もしその瞬間、車を運転していたらどうすればよいのでしょうか?
適切な判断と行動が自分自身はもちろん、周囲の人々の命を守ることにつながります。
一緒に学んでいきましょう。
1. 地震を感じたら、まずは安全に停車!
走行中に揺れを感じたら、
- 慌てず落ち着いて車を道路の左側に寄せる
- 徐々に減速しながら停車
- 急ブレーキは後続車との追突の危険があるため避ける
- 停車後はエンジンを切り、ハザードランプを点灯
高速道路上では、
- 走行中に地震を感じても無理に急停車しない
- 周囲の状況を見ながらサービスエリアや非常駐車帯を目指す
- 高速道路の本線上に停車する際は、できる限り左側の路肩に寄せる
- 車外へ避難する際には非常口やガードレールの外側へ出る
急ブレーキを避け、安全に停車させることに注力してください。
2. 揺れが収まるまで、車内で待機する
停車させた後、地震の揺れが続いている間にも、気をつけることがあります。
- 基本的には車内で身の安全を確保
- シートベルトを締めたまま、ハンドルや座席の下に身を隠すようにする
- 頭を手やバッグなどで保護するとより安全
- 落下物や崖崩れ、電柱の倒壊などの二次災害にも注意
- 外の状況をよく確認し、車外に出る必要がある場合は周囲の安全を十分に確認
3. ラジオやカーナビで正確な情報を収集する
揺れが収まった後の行動方法です。
- ラジオやスマートフォンの災害アプリ等を活用し、周囲の被害状況や交通規制の情報を確認
- 特に高速道路やトンネル、橋などでは通行止めや構造物の損傷の可能性を考慮
- 電波が入りづらい地域では、AMラジオの受信が有効
事前に緊急放送の周波数を把握しておくと安心です。
4. やむを得ず車を離れる場合の注意点
大規模な災害で交通網がマヒし、車を置いて避難する必要がある場合、気をつけることがあります。
- 道路の左端に車を寄せて停車
- エンジンを切って、キーを付けたままドアをロックせずに離れる
- 車検証や貴重品、緊急連絡先を書いたメモなど最低限の物を持って行動
- 避難ルートに危険がないかも十分に確認し、焦らず冷静に行動する
これは緊急車両の通行や救援活動の妨げにならないようにするためです。
まとめ
いかがでしたか。
日頃から緊急時の対応をシミュレーションしておくことが、いざというときの冷静な行動につながります。
- 揺れを感じたら徐々に減速し、安全な場所に停車
- 揺れている間は車内で待機し、頭部を保護
- 情報はラジオ、アプリで正確に収集
- やむを得ず車を離れる場合は、左側に寄せてドアをロックせず避難
車に緊急用品(懐中電灯、水、ブランケットなど)を常備しておくのもおすすめです。
よく、車で移動する方は、車の乗車中に被災する可能性が高いため、準備しておきましょう。
今回もありがとうございました。
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